絵本原画展



ベルギー絵本作家展に行って来た。
絵本の原画がたくさん展示されていて、少し驚き納得もしたが、
絵本と言う印刷物になって作品が完成することから、普通の絵画と違いキャンバスに描いてあるわけではないが、作家により紙の質もアート紙のような厚手の物から裏が空けるような物、大きさもいろいろでA3ぐらいで額に入れ飾るのにちょうどいいサイズから、メモサイズの小さな物、油彩の物もあれば鉛筆の物まで千差万別、切り張りのものも多くあった。
絵本は子供用と言うこともあり紙質は汚れに弱いと言うことかマット紙などは使われていないし、意識的なのか背景などのグラディエーションは無くされている様に見える。
しかし原画は当然のことながらグラディエーションは有るし、紙の質感、
そして筆の勢いなどが感じられ、
作品としては絵本になって完成であり、原画は未完なのだが圧倒的よかった。

我が家より暖かい場所と言うこともあり、セミが鳴いていたのには驚いた。
ハルゼミだったのかな?