カメムシ


11月だと言うのに随分暖かい。
車の窓を開けて走っていたら、小さな渋い金属光沢のカメムシが窓ガラスにとまっていた。
止まって写真を撮ろうとすると、飛んで逃げはしないがカメラを近づけるとお尻の
ほうから薄っぺらい角度になるように何度も向きを変えるのが面白かった。
失礼ながら、カメムシにもそういう知恵があるのかと思った。

夕方散歩していると沈んだ太陽と少しはなれたところに明るい星が、そういえば金星が太陽から離れているはずと思い出す。

我が家からは西の空が山裾にかかりあまり見えないが、随分南よりに見え
これなら見えるかもと帰ったがやっぱりダメだった。