触媒

我が家の薪ストーブには触媒がついている。

煙突の手前、ストーブトップの下で赤々と燃え未燃焼ガスを燃やしている。
薪の質やその日の天候などに左右され、いつも調子よく燃えるわけではないので触媒が減ったり煤けたりして、3〜4年で交換をする。

何個目か忘れたが、新しい物にした。
前回交換したときには無かった、金属ベースの物である。
温度が上がりやすそうで、火付きが良さそうだ。
それに隙間が大きく、煤もつまりにくそうだ。

外したセラミックベースの、前回の物。
最近のストーブは技術が上がったのか、2次空気導入で煙を燃やし触媒なしで排ガスをきれいにするものが多くなって、触媒購入のコストを減らしたものが増えているようだ。
アメリカは1980年代から、薪ストーブの排気ガスも車並みに規制があり
多くの先進国でも同様の規制があるが、日本では1950年ごろに制定された消防法に関する法律があるくらいで環境に関する法律は無いようだ。
東北で除染の問題が出ているように、日本は安全や環境に疎い国のようだ。