ステレオ

30年以上前、引っ越すとき友人に譲ったステレオのレコードプレーヤーとスピーカーが帰ってきた。ラックスのアンプも後日来るはず。

10代のとき買い揃えたもので、スピーカーは今は無き山水のSP−1005で1台の中に、中高音のスピーカーが2個づつ低音に25㎝1個と、何か豪華なようなそして時代を感じさせるセットが、バスレフ式のエンクロージャーに収まっている。

レコードプレーヤーは、ターンテーブルソニーのTTS−2500という当時最先端のダイレクトドライブで、トーンアームはメインにグレースG−840FB、奥のサブに同じくグレースG707という軽量なものをセットした。
これを自作のケースに入れた。テーブルやアームがセットされているボードが、厚さ1/2インチの鉄板という変わったものでセットしたので、重さが30㎏ぐらいある変なものだ。ケースは私の最初の木工のような気がする。これで聴いていたのは、ブラックサバス、ヤードバーズ、ジミーヘンドリックス、クリーム、CCRにステッペンウルフ。ピンクフロイドこれは707アームで聴くとよかった。60年代お約束のビートルズ、それと日本のバンドではフラワートラベリングバンド。一番好きだったジャニスジョップリンは840アームにピカリングという雑なカートリッジで聴くと最高だった。ジミーペイジを観るため行ったコンサートで、中ほどほかのメンバーがステージからいなくなった後、延々とドラムをたたき続けたジョンボーナムが最高だったレッドツェッペリンなどロックがほとんどだった。後はジョーンバエズ、PPMなどフォークや、キャロルキングなども聴いた。今はレコードも無いが,もう1度聴いてみたくなった。